妖蛆ノ澱


作者名:
 Simon



作者による紹介コメント:
 一人称・猟奇・グロ……そこから抜け出せなくなってる自分に、少しブルーになったかも……
 一応ファンタジー――だと思います



ハイライト:
…………

……ズル……ズルル……

繁みの合間を、意識を失った少女が引き摺られていく
手首よりも太い肉鞭が、血塗れのお尻の穴に潜り込んで
小便と泥で汚れたお腹に、異様な瘤が盛り上がっている

……ズズッ……

獲物を巣に引きずり込む為に、胎内深く打ち込まれる肉の楔

……ニチャ

哂っているような、おぞましい音
いや……本当に哂っているのかもしれない


宴が始まる……



アンソロジー参加者のコメント:

NOV.FALL  :

極限までそぎ落とされたことばが、限界のエロス/エロスの限界を映し出す。壊れても、正気を失っても、それでも消えないものを求め続ける作者の筆跡は、さらなる融合と再生へ到達する――。

桂大枝   :

『引き込む』筆致と『侵入する』触手の魅力が見事に一致。散りばめられたプラグが、妖しい擬音と言葉に彩られて結末に収束していく「熱く湿った空気感」。読み終わった直後のあなたの吐息も、多分熱く。

風来棒   :

「文字」による表現がスゴい。感覚が伝わってくるような文章にシビレてください! 夏の長い夜のお供にはぴったり。





蜜花迷宮


作者名:
 Simon



作者による紹介コメント:
いつもの反動でしょうか とっても甘々なお話になりました(笑)
初めて書いた現代物――少女たちの秘め事です。



ハイライト:
少し熱っぽい

あまり眠れなくて 夜

熱いのと寒いのの間で 揺れて

目が覚めると、大抵汗をびっしょり掻いてて

最近は それに


……ぬるぬるの 恥ずかしい染みが


「……やだ 私 そんなんじゃないのに……」


泣きそうになる




アンソロジー参加者のコメント:

うおとひつじ :

繰り返し読みを希望! という訳で、良く目を通してお読みください。あっ、H具合と触手度数は激高目でありますよぉ〜

玲・士方   :

みるみるテンションを昂ぶらせ、たどたどしくとろけていく一人称。読み手の私まで少女の一人になりきって‥‥ まさに蜜の花そのもの。今回のお話、イヤラシさはダントツです。

kiss→C   :

わたしのこころを覗くのはだれ?
未成熟なからだを優しく犯す、ワーズ・オブ・ノワール。






作者紹介:
 ハードSM‥‥などと呼ばれる作品は巷にゴロゴロありますが、ここまで残酷なシーンを盛り込んで、 その上で悲恋を描けるのはこの方だけでしょう。女の子の側からの一人称視点は、いとおしく、 泣きたいぐらい切ないものばかりです。
 500日連続更新を続けられている(現在も継続中)筆の早さ・確かさもまた、ネット官能作家として 読者を増やしつづけるSimon氏のもう一つの魅力です。


仄honoka華
玲lein淫
焔enzyu呪

など。
Simon氏のサイトはこちら。

『Simonの危険な本棚』



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