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コラム
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今の子供も缶蹴りをするのでしょうか。 ヒャッケンの子供の頃は、とても一般的な遊びでしたけれど
も。
缶蹴りと言うのは、かくれんぼの系統の遊びで、缶を使うのが特徴です。
じゃんけんで負けた子が鬼になり、その他の子は隠れます。 鬼には陣地があり、ロウセキとかで小さ
な円を書いたところに、缶を置きます。 缶は、フルーツの缶詰の空き缶を良く使ったと思います。
鬼は,隠れていた子を見つけると陣地に戻り、見つけた子の名前を大きな声で呼んで缶を踏みます。
見つけられた子は、缶を踏まれる前に、缶を蹴る事ができれば、そのまま逃げることができます。 鬼
が缶を踏むほうが早ければ、見つけられた子は捕虜になります。(缶が蹴られたときに、捕虜の子も逃
げることができます。 鬼が缶を拾ってきて、陣地の円の中に置けば、鬼は逃げてる途中のこの名前を
呼んで缶を踏めば再び捕まえることができるのです。 ですから、蹴る時はなるべく遠くまで蹴る必要が
あったりします。)
この遊びの隠れる側の姑息な作戦に、一挙にたくさんで缶を蹴りに行くというのと、服を取り替えるとい
うのがありました。 たくさんで缶を蹴りに行けば、鬼が全員の名前を呼ぶことができなければ、その子
が缶を蹴ることができるというものです。 この対策として、名前を言ってから缶を踏むのではなくて、全
員の名前を呼んでから人数分の回数だけ缶をまとめて踏むということがルール化されたりしました。
服を変えるというのは、鬼に名前を間違えさせる作戦で、昔から行われていたのか、ヒャッケン達の代
が考え出したことなのか覚えていません。 あまり一般的ではなくて、禁止にされたことも多かったと思
います。
服の交換で効果的なのは、男女で交換するというものです。 上着だけの交換するのが、あたりまえの
ことでした。
缶蹴りをやったのは、冬場であったので、上の交換というのはジャンバーの類でしたから女の子のもの
を着るという、なんともいえない気分があるだけでしたが、下も交換するとなると、スカートと半ズボン
(当時の男の子のほとんどは半ズボンを穿いていました。)の交換になるので、とてもどきどきした猥雑
のものとなるのです。
上下の交換というのは、当たり前ですが一般的ではありませんでした。 何故、ヒャッケンが、その時に
上下とも交換したのかは、記憶に残っていません。 隠れていた、塀の隅で上着の交換をした後、色が
違いすぎるからばれちゃう世とか言う事で、交換したのかなという微かな記憶だけです。
相手は、同級生のショートカットの活発な女の子で、僕が半ズボンを脱ぐと、それを穿いてから、ぱっぱ
とスカートを脱いでヒャッケンに渡してくれた事は覚えています。 ヒャッケンのパンツは見られたのに、
女の子はずるいというか期待外れだった用に感じた事、女の子というのは、やけにスースーしているも
のを穿くんだなと思った事を覚えています。
缶蹴りの結果は覚えていません。 ヒラヒラするスカートをひるがえして、半ばやけになって走った事は
記憶しています。
遊びが終わったあとは、交換したものを元に戻さないといけません。 ヒャッケンは、その子と塀の裏の
目立たないとことへ行って、服を元に戻したものでした。 その時に、ヒャッケンが共用したのかどうか、
女の子が先に半ズボンを脱いで渡してくれました。 ヒャッケンは、さっき女の子がやったように、スカー
トを着けたままで半ズボンを穿きます。 何か女の子になったような変な気がこのときに一番したような
気がします。
「エッチ。いつまでも見ていないで、スカートをよこしてよ。」 彼女はスカートを穿くと、「××君だから交
換したんだからね。」と行って、駆け出していきました。
半ズボンを、ヒャッケンに渡して、パンツを丸出しに士で不安げでいる彼女の顔は、忘れることができま
せん。
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