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コラム

初めての覗き
ヒャッケンが、初めて覗きをしたのは小学生のときです。 何年生位であったかは記憶に残っていませ ん。

当時、ヒャッケンは、トイレが別のアパートに住んでいました。 トイレのところには、立って使う流しと、 地面の高さにありしゃがんで使う流しが付いていました。

立って使う流しは、ヒャッケンの住んでいた部屋のドアの直ぐ前に在ったのです。
扉を開けたときに、ミニスカートの素足の女性が流しで洗い物をしているのを、眩しい思いで見ていた 事を覚えています。

スカートの中を覗きたいという欲求がその時に初めて浮かんだのかどうかは、はっきりしません。
鏡があれば覗けると思い、ふちも何もついていない小さな手鏡を押入れの中から探し出したのは覚え ています。

夏の事だったともいます。 扉を少し開き、若いお姉さんが来るのを息を潜めて待ちます。 待っている 時のほうがどきどきするような気がします。 お姉さんが流しに実際に来ると、覗かなければならない義 務感のようなものが沸いてきたのをなんとなく覚えています。

小さい手鏡を、扉の隙間の下のほうにあてて、スカートの中を覗きます。 今でも手鏡の中にはっきりと 映ったパンツを覚えています。 白いパンツ、水玉のパンツ、むちっとした太ももを見た事を覚えていま す。

今考えると、お姉さんたちが、本当に気づいていなかったのかどうか疑問な気もします。 ひょっとする と、扉の隙間からいじましく鏡を使って覗こうとする小学生に、わざと見せてくれていたのかもしれないと も思っています。


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