商人から種を買い取った大臣は、名をバリーと言い、外交を担当する大臣である。
双子の王女の事で、一番しわ寄せを食っているのがこのバリーであった。
「雑務は増え、出費はかさむ…わしの懐に入る金も少なくなってしまった…」
椅子に深くもたれ、バリーはつぶやいた。
これから王女が育つに連れ、手間も増えるかと思うと、バリーは王女達を憎くすら思えるのだった。
「ライナスよ」
「はっ…」
ライナスと呼ばれた長身の男は、大臣の前へ進み出た。
「この種を、双子の王女のうち、どちらか片方の食事に混ぜるのだ。」
「…はい」
ライナスは大臣から小さな男根の形をした種を受け取った。
「これで、全てうまくいく…ふふ…」

05話「萌え出づる芽(1)」

ある朝…リアは身体を焼かれるような熱さで目を覚ました。
「…っふぅ」
体中が熱く、けだるい。ベッドから起き上がるのも億劫だ。背中にも汗をじっとりとかいてしまっている。
「風邪でも引いちゃったかな…」
リアの起きた気配に、隣のベッドで寝ていたサラも目を覚ます。サラは起き上がって伸びをし、
「リア、おはよ」
と、さっぱりとした声で言う。
「…うーん…おはよ」
「?どうしたのリア?風邪?」
リアの顔が赤いのを見て、サラがリアを気遣う。
「うーん…そうかもしれない…体が熱くて…だるいの…」
「…すごく熱い。服、着替えようか」
リアの額に手を当ててサラが言う。サラはリアの布団をめくり、洋服を上から脱がしていく。
「最近ずっと、お風呂場であそんでたせいかなぁ…」
サラが上着を脱がすと、ピンク色のの乳首が顔を出す。思わず、サラはそれを指で突付いてしまう。
「きゃっ!」
「あはは、かわいい反応」
「さっ、サラちゃん!」
熱で赤い顔をリアはさらに赤くする。
「あははは、ごめんごめん。下、脱がすよー」
そう言って、パジャマの下を脱がそうと思ったとき、サラは異変に気づいた。
(…あれ?)
リアのパジャマの股間の部分が、何かに押し上げられている。
(これは…?)
サラは恐る恐る、その突起を突付いてみる。
「ぅひゃあっ!?」
とたん、リアが声をあげ、その突起物はビクンと跳ね上がる。
「何するのー…サラちゃん…」
「何するも何も…リア…これは何…?」
「こ、これって…?」
リアも自分の股間を覗き込む。明らかに不自然なパジャマの突っ張り方に、リアも目をしばたかせる。
「リア、脱がすよっ」
サラがリアのパジャマを、下着ごと掴み、一気にずり寄せた。リアの股間の突起物が下着に擦られ、リアの身体に快感が走る。
「ふっあああっ!?」
ビィン…という音が立ちそうなほど、リアの股間のモノは勢い良く飛び出てきた。
「リ、リアっ?」
「……な、なにこれっ!?えええっっ?」
リアの股間から生えていたものは、明らかに男のそれであった。竿の血管が浮き上がり、カリははちきれんばかりにてかてかと光っている。大きさは、大人の男性から見ても、巨根と呼べるくらいの大きさである。
「これは…おちんちん…だよね…」
サラがいきり立つ肉棒を恐る恐る眺めながら言う。
リアはただ、目を見開いて自分の股間を見つめていた。自分の股間に突如男の人のモノが生えたショックに、声も出せないようだった。
「リア…」
リアのいきり立った肉棒を見ているうちに、サラの中から、何か黒く、強い感情が昇ってくる。
(やだ…あたし…興奮してる…サラのおちんちん見てたら…なんだか…)
サラは息を荒らげながら、リアの肉棒に手を伸ばし…きゅっと竿の部分を握った。
「ひゃああっ!?」
「リ、リア…き、きもちいい?」
「さ、サラちゃん…?」
サラは肉棒を握った手から伝わる、リアのほてった体温、鼓動に身体を振るわせた。
「リア…リアのおちんちん、気持ちよくしてあげる…」
サラはリアの肉棒に口を近づけていった…

つづく

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